第1256回 プラスチック工業技術研究会主催 技術講座
■実務経験2,3年から中堅技術者・技能者のためのスキルアップ講座
射出成形の理論・基礎と実際
――プラスチック成形品の品質向上と不良対策


●理論+経験=品質向上――知っておきたい「材料の挙動」=型内成形現象
●成形不良になる原因を究明する
●成形品品質向上の留意点を平易に解説
●各種樹脂の物性を知り、成形加工特性を解明する
概要  射出成形技術に関する理論的解明は進んでいますが、成形現場では理論だけで成形不良は解決しないことが多くあります。その理由は、実際の成形では材料、設計、金型、成形条件などの要因が重なって発生するためです。問題の解決には理論だけでもだめ、現場の経験だけでもだめ。要は、理論という基本原則を手がかりにして、現場における諸要因の影響を考慮して不良現象を解決し、品質向上をはかることが大切です。
 本講座では、射出成形について工程別に理論的解説をしたうえで、それぞれの工程に起因する不良現象と対策について述べます。また、不良発生原因の理解を深めるため、型内の成形現象に関する「可視化DVD」も観察します。
<おもな講義内容>
1.予備乾燥工程――成形材料の水分管理に重要
2.可塑化工程――均一可塑化と熱安定性に重要
3.射出−保圧工程――外観、転写性、強度に重要
4.保圧−冷却工程――残留ひずみ、そりに重要
5.離型工程――サイクル短縮に重要
講師:本間 精一氏(本間技術士事務所)

日時 平成20年10月9日(木)10時00分〜16時30分
会場 名古屋国際センター(4階第3研修室)名古屋市中村区那古野1‐47‐1
      TEL 052(581)5678 
会場地図
参加費 正会員(法人・個人)29,400円(テキスト、資料及び昼食代を含む)
一 般(会員外) 34,400円(テキスト、資料及び昼食代を含む)
担当講師 講義内容
本間技術士事務所
所長 
 本間精一氏






●講師プロフィル
三菱瓦斯化学鞄社、ポリカーボネート応用研究に従事.その後プラスチックセンターにて各種エンプラの材料開発、成形加工技術、応用開発、技術サービスに従事。三菱エンジニアリングプラスチックス葛Z術センター次長を経て本社取締役(技術担当)兼企画開発部長、品質保証部長、市場開発部長を歴任、常務取締役に就任し、01年6月退任。本間技術士事務所を開設、コンサルタントとして活躍中。







射出成形の工程別に理論的解説をしたうえで、それぞれの工程に起因する不良現象と対策について述べる。また、不良発生原因の理解を深めるため、型内の成形現象に関する可視化DVDも観察する。

1.予 備 乾 燥 工 程 
<成形材料の水分管理に重要>
(1)理論
  @ 乾燥理論
  A 樹脂と乾燥条件
  A 乾燥温度、湿度の影響
(2)不良現象と対策
  @ 銀条
  A 強度不足

2.可 塑 化 工 程 
<均一可塑化と熱安定性に重要>
(1)理論
  @ 材料と可塑化特性
  A スクリュ形状と可塑化特性
  B 熱分解
(2)不良現象と対策
  @ 計量時間バラツキ
  A 黒点
  B 黒筋(焼け)
  C 色相不良
  D 未溶融物
  E 分散不良
  F ベント詰まり(ガスベント効果)
  ――可視化DVD観察/モールドデポジット
  G 強度不足

3.射出−保圧工程
<外観、転写性、強度に重要>
(1)理論
  @ ファウンテインフロー
  A 型内流動――可視化DVD観察
  B 分子配向
  C 繊維配向――可視化DVD観察
  D ウェルド
  E 転写性
(2)不良現象と対策
  @ 分子配向ひずみ
  A 強度・成形収縮率の異方性
  B ジェッティング――可視化DVD観察
  C 銀条――可視化DVD観察
  D 表面光沢不良
  E ヘジテーションマーク――可視化DVD観察
  F フローマーク――可視化DVD観察
  G 転写むら
  H ウェルドライン(強度、寸法、色むら、バリ)――可視化DVD観察
  I レコード溝状不良
  J 未充填
  K 加熱収縮
 
4.保圧−冷却工程
<残留ひずみ、そりに重要>
(1)理論
  @ PVT特性
  A 成形収縮
  B ゲートシール
  C 残留ひずみ
  D 固化時間(結晶化温度、ガラス転移温度)
(2)不良現象と対策
  @ 寸法バラツキ
  A そり
  B クラック
  C ひけ
  D ボイド

5.離 型 工 程
          (保圧−冷却工程の影響も含む)
            <サイクル短縮に重要>
(1)理論
  @ 離型性を左右する因子
(2)離型不良
  @ すり傷
  A 変形
  B クラック
  C 固定型とられ



申込方法 ネット/FAXにて受け付けております。
◆ ネット申し込み
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◆ FAX
  
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主催:プラスチック工業技術研究会
東京都文京区本郷4−12−16−402
TEL03(3815)5715/FAX03(3818)6809
plakougiken@grace.ocn.ne.jp

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