第1257回 プラスチック工業技術研究会主催 技術講座
◇押出成形工場・押出成形機メーカーの管理者、
     研究者、設計技術者、生産・成形担当者に最適な講座◇
押出成形技術の基礎と最新ノウハウ
――実践技術/不良対策/事例解説

■押出成形に係わる品質・生産性向上のための必須技術
                    ――競争力強化・コストダウン
■原料や成形プロセスの特性に関する基礎技術を習得
                    ――押出技術のスキルアップ
概要  K2004で「工業用フィルム・シートの最新製造技術と市場動向調査」、さらにK2007の「押出成形設備・技術と成形品に関する最新動向調査」視察団(プラ工技研主催)のコーディネータを努められた講師の井口勝啓氏は、現地工場見学から次のような情報・感想を述べられました。本講座はこれに基づいて行われます。
 @Kショーでは「押出成形」の地位が非常に高い。したがって豊富な情報を入手できた、A出展された押出成形品、成形機、周辺機器等は実に多彩で学ぶべきことが多い、B光学フィルム・シートの製造技術は日本がトップ、C押出成形の総合レベルはヨーロッパ勢のほうが上か? D日本の押出機メーカーにはIPFへもっと積極的に出展して欲しい、E卓越した押出成形技術を生み出すためには原料や成形プロセスの特性に関する基礎技術の習得が不可欠。――昨年10月末開催されたK2007の最新事例も紹介されますが、本年11月開催のIPF2008視察への格好の手引きとしても、有効でしょう。
<主な講義内容>
 本講座の主目的は、プラスチックの性質と押出成形プロセスの上流域(押出機〜フィルター;全ての押出成形分野に共通)の特性を理解してもらうことです。ダイ以降の下流域については、他の押出成形分野への応用を考慮しながら、包装用・工業用・光学用フィルム・シートに係わる成形技術を中心に説明を試みます。
 受講対象者は、押出成形工場あるいは押出成形機メーカーの管理者、研究者、設計技術者、生産技術者、成形担当者などで、初心者にも分かりやすい内容とするよう心がけます。
講師:井口 勝啓氏(井口CC技術士事務所 所長)

日時 平成20年10月10日(金)9時30分〜16時30分
会場 名古屋国際センター(3階第2研修室)名古屋市中村区那古野1‐47‐1
      TEL 052(581)5678 
会場地図
参加費 正会員(法人・個人)28,000円(テキスト、資料及び昼食代を含む)
一 般(会員外) 33,000円(テキスト、資料及び昼食代を含む)
担当講師 講義内容
井口CC技術士事務所 所長
 井口勝啓氏




●講師プロフィル
東芝機械(株)にて、フィルム・シート成形機、大型ペレット製造装置の設計や営業に携わり、押出成形機技術部開発担当部長等を歴任。平成7年に井口CC技術士事務所を開設、数社の技術顧問、コンサルタントとして活躍中。


1.押出成形の歴史のあらまし――アルキメデスのスクリュポンプから最新の二軸押出機まで

2.プラスチックの特性
(1)プラスチックの3大特性
 @摩擦特性(トライボロジー)
 A熱的性質(サーモダイナミックス)
 B流れ特性(レオロジー)
(2)押出機への供給原料の性質――粒子形状とサイズ、かさ密度、安息角、圧縮性
(3)押出成形加工からみたプラスチックの10大特徴

3.単軸押出機を中心とした押出成形機について
(1)押出機の種類と選択基準
(2)スクリュ技術
 在来型スクリュ:バリヤ型フライトスクリュ、ミキシングエレメント
(3)ギヤポンプアシスト型押出機
(4)スクリーンチェンジャーとフィルター
(5)Tダイ
(6)共押出成形用機器――マルチマニホールドダイ、フィードブロック
(7)成形ロール――キャスティングロール、ポリッシングロール
(8)その他の要素

4.重要な押出成形理論と解析ノウハウ
<4〜5において*印のテーマ(6件)では講師が開発したコンピュータプログラムによるシミュレーションを実行します>

(1)スクリュでの輸送理論――固体輸送、メルトの輸送
(2)操業点の概念――押出機の輸送特性とフィルター・ダイの抵抗特性
(p−Q特性)
(3)押出機内部の挙動観察・解析技術
(4)サージングの発生原因――Tadmorの溶融モデルとソリッドベッドのブレークアップ
(5)ベント式押出機第2ステージでのサージングの減衰作用*
(6)ギヤポンプアシスト型押出機の総合特性
(7)フィルターでの目づまり特性*
(8)溶融樹脂の構造粘性(指数則流体)
――流量変動率と樹脂圧力変動率、流量変化率と隙間変化率の関係
(9)代表的流路に関する簡易解析手法と圧力降下量の計算式
(10)Tダイ流路の解析と設計*
(11)多層流れの解析*
(12)共押出における3大不良現象――包み込み、界面の乱れ、渦
(13)エッジビードの形成原因――表面張力、スエル、端部応力効果
(14)メルトバンクの作用
(15)成形歪の発生原因と緩和策――粘弾性モデルと応力緩和、冷却の遅速に係わる問題

5.計測制御技術
(1)押出機バレルやダイ本体の温度制御*
(2)樹脂圧力制御、樹脂温度制御
(3)厚さプロファイルの制御*――厚さ計、自動ダイ、制御方法
(4)メルトバンクプロファイルの計測
(5)押出成形ラインのトータル管理・制御

6.押出成形でのトラブルシューティングの要点

7.押出成形の精密安定化技術の要点
(1)安定性の評価手段と構造粘性
(2)固体輸送の安定化
(3)バリヤフライト型スクリュによる安定化
(4)ミキシングエレメントによる安定化
(5)ベント式押出機第2ステージの安定化
(6)ギヤポンプの導入による安定化
(7)温度制御の改善による安定化
(8)まとめ――押出成形プロセスを安定化するためのキーポイント

8.その他
(1)押出成形用CAEのあらまし
(2)欧米と日本の押出成形機の比較――K2004、2007/IPF2005より
(3)参考文献、参考書籍の紹介

申込方法 ネット/FAXにて受け付けております。
◆ ネット申し込み
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◆ FAX
  
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主催:プラスチック工業技術研究会
東京都文京区本郷4−12−16−402
TEL03(3815)5715/FAX03(3818)6809
plakougiken@grace.ocn.ne.jp

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